睡眠時無呼吸症候群 その2

睡眠時無呼吸症候群(SAS)と確定した場合、治療の主流は口腔内装置(マウスピース)とCPAP(シーパップ)になります。CPAPは専用の器具を鼻に装着して就寝し、持続的に圧力をかけた空気を送り込み、上気道を広くする治療法です。一方、口腔内装置は睡眠中、マウスピースを装着するだけの治療法なので患者さんの負担が少ないです。

歯科では口腔内装置が治療の中心となります。

SASの口腔内装置の特徴は、下顎を前に固定する形で固定することで上気道を広げ、呼吸の通り道を確保する点です。2004年、上下顎一体型が保険適用になり、患者さんの負担は軽減しました。2008年秋からは自費診療ですが、上顎と下顎がセパレートするタイプの口腔内装置が登場しています。セパレートタイプは微調整しやすく、顎を動かすことができるため、装置を入れた状態で話したり、水が飲めるというメリットがあります。

口腔内装置(マウスピース)をつけたことで、いびきや睡眠障害が改善され、顔色がよくなり、健康的になった患者さんがたくさんいます。

CPAP(シーパップ)

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すずき歯科クリニック
電話番号 03-3420-6480
経堂駅北口でて正面、ケンタッキーの上3階。
土曜・日曜も診療。
診療時間 10:00~13:00 / 14:30~20:00  休診日 火・祝

患者様との対話をとても大切にしています。患者様が疑問に思っていらっしゃることや、不安に思われていることなど丁寧にカウンセリングさせていただき治療に入っていますのでどうぞお気軽にご相談ください。

2015-07-09 | Posted in BlogComments Closed 

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